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前回からの続き。私はアミカ。少し前に高校生になったばかりです。あまり言いたくはありませんが……私は中学生のとき、いじめをしていたことがあります。相手は同じグループにいたキノ。最初は仲良くしていたのですが、グループ内でリーダー格だったサユリが「いじめよう」と言いだし、私も加担してしまいました。今考えると自分でもゾッとするようなことをしていたのですが、当時の私は感覚がおかしくなっていて、そんなことすら気付きませんでした。こういった過去があるため、私は自分の中学校から進学する人が少ない高校に行くことにしたのですが……。
![高校生になった娘。「特定の子を無視してしまう」 4_1_2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1737335834-ea7fae9465ad9b90d66a36bf8f245203-1200x512.png)
![高校生になった娘。「特定の子を無視してしまう」 4_1_3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1737335831-bf9e10760107e04eff61dc21bb51b1a3-1200x544.png)
私たちは保身のため、サユリの言うことを聞いてしまったのです。たしかに最初のうちはしぶしぶ無視や嫌がらせをしていました。しかしいつの間にか、キノをいじめるのが楽しくなってしまった自分がいたのです……。
![高校生になった娘。「特定の子を無視してしまう」 4_2_1](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1737335849-f5490ed55f9bdafb531cf1c5edd98c6a-1200x543.png)
今思い返すと、バレるまで悪いことをしているとわからなかった私はあまりにも幼かったのです。
![高校生になった娘。「特定の子を無視してしまう」 4_2_2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1737335848-19761f456f8fb803cc2c9f0ec2963920-1200x508.png)
![高校生になった娘。「特定の子を無視してしまう」 4_2_3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1737335845-96f31acee5da89aa493c579c31909e65-1200x544.png)
もちろん入試の結果によっては、入学できなかった可能性だってあります。しかしチャレンジすることすら許されないというのは、つらいところがありました。自分のせいとはいえ……。結局私は、自分の中学校から進学する人の少ない高校へ行くことになりました。高校ではエナという子と知り合いました。
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![高校生になった娘。「特定の子を無視してしまう」 4_3_1](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1737335843-55833e6ca24f00ef4ec11779eb148d17-1200x532.png)
![高校生になった娘。「特定の子を無視してしまう」 4_3_2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1737335840-821facd41bb29d75893481e4b3df1573-1200x443.png)
![高校生になった娘。「特定の子を無視してしまう」 4_3_3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1737335839-5531df1a8fc114eeb71b209570a66327-1200x624.png)
最初はサユリに言われ、しぶしぶキノのことを無視していた私。しかしいつの間にか、キノをいじめることが楽しくなっていきました。それに気付いた私は自分自身にゾッとしましたが、気付いたときにはもうあとの祭り。
せめて高校では道を踏み外さないようにと思っていたのですが、せっかく知り合った子とは仲良くなることすらできませんでした。
今後私がどんなに反省したとしても、犯してしまった過ちが消えることはないのでしょう。反省をしながら真っ当に生きていくしか、私には道が残されていないのだと思います。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・春野さくら 編集・塚田萌
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