遠藤雄弥と外山監督、好きな女性のタイプまさかの…かぶり「今回がベストアクト」44歳女優とは

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2025年05月17日 14:43  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

映画「東京予報−映画監督外山文治短編作品集−」公開記念舞台あいさつに出席した田中麗奈(左)と遠藤雄弥(撮影・川田和博)

田中麗奈(44)遠藤雄弥(38)が17日、都内で、映画「東京予報−映画監督外山文治短編作品集−」(外山文治監督)公開記念舞台あいさつに出席した。


同作は東京の「かたすみのひかり」をコンセプトに、全く違うジャンルの「名前、呼んでほしい」「はるうらら」「forget−me−not」の短編3作品となっている。


2人は不倫関係を解消するべく、最後の1日だけ夫婦として過ごす男女を描いた「名前、呼んでほしい」に出演。田中は沙穂、遠藤は涼太を演じる。


「遠藤さんのお芝居は拝見していて、ご一緒できたらと思っていたので、実現してうれしい」とし、遠藤の芝居を「繊細で感度が高い」と評価。「なんか上からみたいですが…」と自嘲気味に笑った。「ラブストーリーは見たことがなかったので、どんな表情を見せてくれるのかに興味があった」という。


「撮影は出たところ勝負のエチュードのようにせりふも決めず、2人で歩きながら着の身着のまま…」と続けると、「着の身着のままじゃないか、撮影だもんね」と会場を笑わせた。「あの日、あの時間、あの場所での自分に素直な気持ちでいられたひとときが夢のようで、とても楽しかったです」と振り返った。


遠藤は「この場で言うのもなんですが…」と切り出すと、「何を隠そう10代の時、好きな女性のタイプは田中麗奈って書いていたんです」と告白。これに田中は「やだぁ〜! 赤くなっちゃう」と照れ笑い。遠藤は「ついに来たかと。それを監督に言ったら『僕も』だと。まさかのね…」。


外山監督は「撮影中どっちが好きかを車の中で話し合っていた」。これを聞き「2人の討論を見て、『私もいろいろ考えなきゃ』と思って監督に聞いたあの時ですか?」という田中の問いに、外山監督は「そうですね…」とそっとつぶやいた。「田中麗奈さんを撮っていると一瞬素に戻る時間があって、遠藤さんもね」と続け、遠藤は「ちょっとでも客観視を入れたら終わる」と撮影の苦労話を披露した。


遠藤は「ファンみたいになっちゃうけど」と前置きし、「田中さんは懐の深い“受け”の芝居が魅力」とした。その上で「今回は“放つ”お芝居がすてき」とし、「たくさんの傑作を生み出しているけど、今回がベストアクトだと思っています」と称賛した。

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