
「同一労働同一賃金」の法整備が進んだとはいえ、いまだに正社員との格差に苦しむ派遣社員は少なくない。投稿を寄せた京都府の30代女性が、自身が働く現状について語っている。主な業務はデータ入力と電話応対だが、
「加えて、社内の書庫での軽作業もやらされる事実上の『何でも屋』。その他、正社員がやりたがらない雑用は全て派遣社員の仕事です」
と不満を明かす。(文:西荻西子)
「こんな思いをしていますが、年収はそこの正社員の半分以下」
女性は正社員からたらい回しにされた仕事をこなしている。その一方で、正社員はことあるごとに「派遣だから」と見下すような態度をとるという。こうした正社員の対応や、業務量と給料の不均衡について不満を抱えており、
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「こんな思いをしていますが、私たちの年収はそこの正社員の年収の半分以下です。社員と同じ時間働いて、1日あたりの業務量は社員と同等(雑用まで含めたら社員よりも多いです)。同一労働同一賃金って都市伝説なんですか?」
と胸中を明かした。正社員からすれば「同じ仕事ではない」という反論があるかもしれないが、実際に仕事の負担が周囲と比べて大きいとすれば、女性が不満を感じるのも無理はないだろう。
キャリコネニュースでは引き続きアンケート「派遣社員の不満」を実施しています。回答ページ https://questant.jp/q/Z78MLOYT