
ひよこをかたどった愛らしい形状で人気の名菓ひよ子。
今X上ではそんなひよ子の販売カーが話題になっている。
投稿された画像には、一般的な車の姿ではなく、大きなひよ子の後ろ姿のような…?黄色いお尻が2台並んでいる姿は話題になり、投稿は8.6万いいねを獲得。投稿者である津川智宏(@Ysenpai)さんに話を聞いてみると「会社帰りに二羽停まっているのを見付けました。一日のねぎらいを自分とひよ子に感じつつ、あまりの可愛さに撮ってしまいました。」とのこと。正面の姿は?一体何のための車なのか?ひよ子本舗𠮷野堂の広報担当者に話を聞いた。
――投稿ではお尻しか見えませんでしたが、正体は?
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担当者:名称は「幸せを運ぶ♪はっぴよカー」という、移動式のひよ子の形の販売カーです。車体の真ん中に、スライドして展開できる商品棚が付いていて、主に福岡県内のスーパーや道の駅、イベント会場などでお菓子の移動販売をしています。
――製作された理由は?
担当者:移動販売車のアイデアは、名菓ひよ子を目にしたり、口にする機会のない方々とひよ子を通してコミュニケーションを取れないかという思いから生まれたもので、ひよ子本舗𠮷野堂の創業125周年記念のシンボルカーとして2022年の2月に誕生しました。
さらに昨年2台目として、はっぴよカーに、カラフルで賑やかな見た目の荷台を加えた新モデル「SMILE PATIO(スマイル パティオ)」も誕生しました。投稿していただいた画像は、この2台が並んだ場面ですね。
――シルエットが印象的です!
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担当者:ひよ子のかわいさを表現するため、とにかく忠実に形を再現することに注力しました。ひよ子のフォルムの他に、ひよ子の形のエンブレムや車両のナンバーも「145」(ひよこ)にするなど細部までこだわり、はっぴよカーを目にしたときに「幸せ」や「楽しさ」を感じられるビジュアルにしました。
――街で見かけた皆さんの反応は?
担当者:走っているはっぴよカーを見かけて「あの車はなんだ?」とネットで検索し存在を知っていただき出店場所まで会いに来てくださる方や、お買い物で訪れた先でたまたま見かけて、お店に寄って下さる方もいます。特にお子様には人気で、移動中の信号待ちなどでもドライバーに手を振ってくれる方も多いんですよ!。
――出没予定は?
担当者:出店場所は主に福岡県内のスーパーや道の駅で、その他に県内外のイベント会場などへも出店することがあります。ぜひみなさんに会いに来ていただきたいです!
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SNSで「こんなかわいい車が走ってるのか」「東京で見た!」「このつがいから銘菓が生み出されているのか?」「走っているところを見たい!」などの反響が寄せられた。出店情報などは随時、公式HP、X、インスタにて出店スケジュールを更新中とのこと。お近くの方は、巨大なひよ子に会いに行ってみてはいかがだろうか。
(まいどなニュース特約・米田 ゆきほ)