ウィリアム皇太子がオスカー女優ケイト・ブランシェットとラボを訪問　サスティナブルファッションをアピール

　イギリスのウィリアム皇太子が、『TAR／ター』や『ブルージャスミン』で知られるオスカー女優ケイト・ブランシェットとタッグを組み、サステナブルファッションをアピールした。

【動画】ウィリアム皇太子がシェアしたラボでの様子

　Peopleによると、現地時間6月19日、ウィリアム皇太子とケイトが、ノーフォーク州ノリッジにあるColorifix社を訪問したそう。同社では、大腸菌などのバクテリアの力を借りた天然由来の染料を開発したほか、染色時に必要とする大量の水や、有害物質の流出を削減する技術を編み出した。これを評価され、皇太子が環境保護活動の一環として立ち上げたアースショット賞において、「Build a Waste Free World（ゴミの出ない世界を作る）」部門のファイナリストに選ばれた。

　レッドカーペットで、同じドレスを着まわしたり、スプーンなど既存の素材を使用したドレスをチョイスするといった、環境に配慮した装いを見せてきたケイトは、元宇宙飛行士の山崎直子やヨルダンのラーニア王妃らアースショット賞の14名の評議員の一人。2023年にシンガポールで開催された第3回アースショット賞授賞式にも出席し、ポッドキャストで皇太子にインタビューしていたそう。

　2人はこの日、白衣姿でラボを訪れ、H＆MやPangaia、ヴォレバックといったファッションブランドと提携する同社の技術について説明を受け、熱心に耳を傾けていたようだ。

引用：「The Prince and Princess of Wales」インスタグラム（＠princeandprincessofwales）