日本一周のためバイクで走る外国人、数分後に突然……　“まさかの事態”も日本人の対応に感激　「ハラハラしちゃった」「助け合いの精神」

　バイクで日本一周に挑戦している外国人ライダーが“まさかのトラブル”に遭遇したエピソードが、YouTubeで「大事にならなくて本当に良かった」「日本ってきれい」などの反響を呼んでいます。

【画像】まさかの事態

四国にある「日本最長の林道」にチャレンジ

　動画を投稿したのは、日本人の夫とコロンビア人の妻がバイクで世界中を冒険するYouTubeチャンネルの「Ori ＆ Kaito（@oriandkaito）」です。今回は四国にある“日本最長の林道”といわれる「剣山スーパー林道」を走る動画を投稿しました。

　林道は徳島県勝浦郡上勝町を起点として、那賀郡那賀町木頭までの全長87.7キロもの長さを誇り、長いダートコースがあることで知られており、多くのライダーに親しまれている名所です。

林道目指して青空の下をツーリング

　宿を出発して青空が広がる四国の道を楽しくツーリング。広々とした景色を眺めているだけでも走る気持ちよさが伝わってきますね。

　バイクを走らせてしばらくすると、目的の剣山スーパー林道に到着。最初は舗装路となっているので走りやすそうです。ここから87.7キロを走り抜ける約5時間の旅が始まります。

　先に進むにつれて、徐々に舗装されていない悪路に変わっていく道。路面が若干ぬれているような状況ということもあり、気をつけながら進んでいきます。

　林道ではガードレールが設置されていない場所もあり、「絶対に転倒したくない」とより慎重にバイクを走らせます。

　しかし、どんなに注意をしていても事故は起きるもの……。転倒したくないと慎重に走っていたのですが、うっかり滑って転倒してしまいました。

　慎重に走っていたのが功を奏したのか、大きなケガには至らなかった様子。横倒しになったバイクをふたりで起こそうとしていると、通りがかったライダーが駆け寄って手を差し伸べてくれました。全く知らない人なのに当然のように力添えしてくれるなんて、バイク乗り同士の助け合いの心に感動……！

　助けてくれたライダーにお礼を言ってあらためて辺りを見返すと、横には急な崖。もし転倒した場所が少しズレていたらと思うと恐ろしいですね。

　思わぬハプニングもありましたが、その後は山々が連なる絶景スポットを満喫して、剣山スーパー林道を無事に走破しました。

　この日の宿泊地であるライダーハウスに到着したふたりは、お土産（ケガ）をもらってきちゃったけども最高だったと話しながら動画を締めくくりました。

「大事にならなくて本当に良かった」「日本ってきれい」などの反応が寄せられる

　YouTubeのコメント欄には「大事にならなくて本当に良かった」「大きなケガなくて良かった」「日本のライダー達も神対応」「日本ってきれい」「他人でも困っていたら手助けをしてくれるのが良い」などの反響が寄せられています。