
◼︎サーフィンWSL Hamamastu Open QS2000/LQS1000 (5月13日〜17日、静岡・浜松市)
26ー27アジアリージョナルQSシーズンの開幕戦で、アジア大会(9月19日〜10月4日)代表に内定している18歳の池田美来(K‘s project)が3位で大会を終えた。
サーフィンは、試合中波に乗った本数の中で、点数が良かった2本の合計で争われる。初戦から順当に勝ち進んだ池田。15日に行われたラウンド16(20分制、4人中上位2人勝ち上がり)では、波に対して背中を向けて滑るバックサイドで加速をつけ、ボードをしっかりと縦にし力強くターンを決めた。他の選手は1回のライディングで数本ターンを決めることが多かったが、池田はこのライディングを1本のターンで決め、一気に2位まで躍り出た。その後もう1本ライディングを行い、2位のまま準々決勝に駒を進めた。
池田は、今年3月に高校を卒業し、”サーフィン1本”でプロサーファーとして新たなシーズンを迎えた。昨季までは序盤に攻めて勝ち点を作る試合運びが特徴的だったのに対し、今季初戦では波を見極め、中盤でも決めていくスタイルに変更した。これについて池田は、「最初に決めないと勝てないようじゃ困る」と話した。実際に、ラウンド16では他の選手が1試合で5~6本波に乗っている中、池田は3本と少ない本数で、かつ、中盤以降に乗ったライディングで勝ち上がった。「最初に乗るのが私の勝ちパターンだった。(これからは)勝ちパターンを増やすことが目的」と、取り組んでいる課題について述べた。準々決勝もこの勝ち方で勝ち上がった。
16日に行われた準決勝では、波を掴み切れず惜しくも敗退。シーズン初戦を3位で終えた。試合終了後、池田は晴れやかな顔で「すごく一つ一つ楽しい試合をやらせてもらった。最後のヒート(試合)が一番気持ち的にもっとできることがあったなと思っている。でも一個一個成長できる試合ですごく満足している」と話した。
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また、32年ぶりに日本で開催されるアジア大会はロス五輪に繋がる大事な大会。今季初戦を”大切なステップ”と位置付けていた池田は、「一番の改善点は練習通りの波に合わせたサーフィンをする、試合を楽しむということ。そこが出来た試合ももちろんありましたし、緊張した場面だとそれができなかったりした。まだまだ全然完ぺきではないので、そこを完ぺきに近づけて行けるようにしていきたい」と課題を明確にし、「(アジア大会まで)あと何回か試合があるのでそれをこなしていってレベルアップして、アジア大会に繋げてベストを尽くせるようにします」と意気込んだ。
【Hamamastu Open QS2000 試合結果】
男子
1位 小林桂(27)
2位 稲葉玲王(26)
3位 田中大貴(27)、鈴木一歩(21)
女子
1位 川瀬心那(22)
2位 芳田花瑚(23)
3位 松野杏莉(18)、池田美来(18)
