県立高教諭自殺は公務災害=部活動などで長時間勤務―岐阜
1
2026年06月04日 18:31 時事通信社

岐阜県立高の男性教諭=当時(37)=が2022年に自殺したのは、長時間の時間外勤務などで精神疾患を発症したのが原因として、地方公務員災害補償基金岐阜県支部が公務災害に認定したことが分かった。遺族や代理人弁護士らが4日、県庁で記者会見し明らかにした。
認定によると、男性教諭は21年から配属された県立高で部活動の指導などに追われ、うつ病を発症。22年4月に校内で自殺した。自殺前の6カ月間に20日間以上の連続勤務が3度あったことや、1カ月間に最長約97時間に及ぶ時間外勤務をしていたことなどから公務起因性が認められた。
妻は会見で「大切な家族が亡くなる方が二度と出ないことを望みます」と話した。
同弁護士によると、休職中の23年に自殺した県農政部の男性職員=当時(27)=についても、同様に公務災害と認定された。いずれも3月31日付。父親は県職員組合を通じ、「息子の死が『1件の事案』として扱われることのないよう、心から求めます」とのコメントを出した。
Copyright(C) 2026 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。