
新人指導における「見て覚えろ」というやり方は、果たして適切なのか。建設業で経理業務を担う60代男性(北海道)は、「なし」だと投稿を寄せた。これまでも、暗黙の了解として「見て覚えろ」という指導が存在していたと指摘するが、
「これだけ人間も多様性があり、考え方も色々ある中で、今はその流儀は通用しないし、考え方をもっと柔軟に、かつ今の人に合わせることも必要。でなければ、最悪人材の確保はできない。『自分もこう教えられたから』は通用しないと思った方がいい」
と、従来の新人指導スタイルに異を唱えている。(文:西荻西子)
「見ているだけで覚えられるタイプと、そうではないタイプがいる」
准看護師の40代女性(埼玉県)も「なし」だと述べている。覚え方には人それぞれタイプがあると指摘する。
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「見ているだけで覚えられるタイプと、見ているだけでは覚えられないタイプがいるからです。ちなみに私は後者です」
自身の経験から、「実際に身体を動かして身体に覚えさせないと定着しません」と意見した。
しかし、「看護師の世界は、見て覚えろ的な風潮が強い」と現実も語る。女性は、
「それだけでは覚えられない新人のタイプがいることも知ってほしいです。その人に合わせた教育が必要だと思います」
と本人に適した方法での指導が必要だとコメントしている。
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