
サバイバルゲームと言えば敵味方に分かれた参加者がエアガン(エアソフトガン)で撃ち合うもの。
【写真】B2i STANDARDを取り付けた通常のエアソフトガン。赤外線銃化されているが射撃時の反動や音も楽しめる
安全対策は図られているものの、痛くて怖いイメージを持っている方は多いのではないだろうか。
先日、筆者が地元商店街の夏祭りを訪れた際、一角に興味深い出店があった。
それは光線銃を使った射的屋。聞くと、サバイバルゲーム用に開発された「B2i STANDARD」というサプレッサー型の赤外線送信機をエアガン等に取り付け、専用の赤外線受信機の的を撃つというもの。光線が的に命中すると赤色LEDが発光しブザー音が鳴るのだ。
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会場となった飲食店の店内にはA、B、Cなどのアルファベットをふられた的が置かれており、興味を持った子供たちがそれを目がけて専用のシューターやB2i STANDARDを取り付けたエアガンを握っていた。
会場にいたB2i の国内流通を担当する有限会社名古屋ガンショップの和田慎太郎さんにお話を聞いた。
ーー画期的な仕組みですね。
和田:痛いのが苦手な方、サバゲーに恐怖感を持っている方にはうってつけだと思います。それだけでなく市販のエアソフトガンに簡単に取り付けることができ、射程は一般的なBB弾銃の約3倍の約120m。従来のサバイバルゲームにはなかった新しい戦い方が楽しめます。
今回のような街中のお祭りや商業施設などでも安全に射的やサバゲーをすることができます。多くの方に射的、サバゲーの魅力に触れていただける機会を増やせるようPRしています。
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ーー実際のサバゲーシーンでも利用されているのでしょうか?
和田:はい、現在B2iを使う方は増えています。B2iでは赤外線が命中すればを発光や音で周囲にわかるので、いちいち被弾を自己申告する必要がありません。また専用アプリを使うと誰の撃ったものが当たったかということもわかります。これまでのサバゲーでは被弾したのに報告しない"ゾンビ行為"が問題になることがあったのですが、これならより公正なゲームが楽しめると思っています。
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今年2月にはB2iの安全性と飛距離を活かし、埼玉スタジアムを3日間貸切り、のべ300人以上が参加する大規模なサバゲーも開催されたようだ。B2iは送信機、受信とシューターなどを合わせて購入しても2万円程度。ご興味ある方はぜひお求めいただきたい。
有限会社名古屋ガンショップ関連情報
本社所在地:愛知県名古屋市中村区森田町2-4-1
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(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)