1966年に創設されたウニオン・ベルリンは、2022−23シーズンを4位で終え、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得。新シーズンに向けて戦力を補強している同クラブは9日に、リーズからアメリカ代表MFブレンデン・アーロンソンをレンタル移籍で獲得したことを発表したが、さらなる補強を画策しているという。
今回の報道によると、今冬にチェルシーに加入したD・D・フォファナの獲得を狙っている模様で、同選手としても出場機会を増やすことを望んでおり、ウニオン・ベルリンへの加入に前向きになっていると見られている。なお、交渉は最終段階を迎えているほか、契約には買い取りオプションなどの条項は含まれないことも明らかになっており、数日中に交渉が成立することが見込まれているようだ。
現在20歳のD・D・フォファナは、身長181センチでセンターフォワード（CF）を主戦場とし、足元の技術に優れ、持ち前の体幹とスピードを駆使した力強いドリブル突破が魅力のアタッカー。今年1月にモルデ（ノルウェー1部）から1200万ユーロ（約19億円）と見られる移籍金で加入し、1年の延長オプションが付随した2029年6月30日までの6年半契約を締結した。
しかし、チェルシーでの半年間は出場機会に恵まれず、トップチームでは公式戦4試合の出場にとどまった。長期契約を結んでいる同選手だが、2023−24シーズンはウニオン・ベルリンで武者修行を行うことになりそうだ。
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