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昨シーズンのセリエAで序盤から首位を独走し、5試合を残して33年ぶり3度目となるスクデット獲得を成し遂げたナポリ。元アルゼンチン代表の故ディエゴ・マラドーナ氏在籍時以来の歓喜に沸いた同クラブだが、センターバック（CB）の主軸を務めた韓国代表DFキム・ミンジェのバイエルン移籍が決定的に。“セリエA王者”はこうした状況を鑑み、同選手の後釜探しに着手している。
そんななか、ナポリが関心を示していると報じられているのが、日本代表でも最終ラインの主軸として活躍している板倉滉だ。昨年夏にボルシアMGに完全移籍で加入した26歳は、ひざの負傷による長期離脱がありながらも、公式戦通算25試合に出場し、センターバック（CB）の主力として活躍。最終ラインで安定感あるプレーを披露し、クラブの年間最優秀選手の候補4名にも選出された。
そんな板倉の獲得の噂について、ナポリのデ・ラウレンティス会長が言及。新シーズンのユニフォーム発表会見に出席した際に、板倉の獲得について尋ねられると、「私は日本人が本当に好きだ。長年、そう言い続けてきた。韓国人選手がいなくなるなら、日本人選手を獲得するつもりだ。ただ、選手の役割と、その役割が他の選手たちとプレーするのに適した特性を持っているかどうかを理解する必要がある」とコメント。板倉の獲得を望んでいることを明らかにした。
キム・ミンジェの後釜として、デ・ラウレンティス会長から“ラブコール”が送られた板倉だが、果たしてナポリへの移籍は実現することとなるだろうか。
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