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楽天は11日、本拠地でのオリックス戦に5−0で快勝。高速道路の事故渋滞によるチーム用具車の到着遅延のため、試合開始が19時45分に遅延した特殊な状況の中、先発した岸孝之が圧巻の9回・108球完封でチームを快勝に導いた。
従来の予定から1時間45分遅れて初回のマウンドに登った岸は、立ち上がりに2本の安打を浴びながらも無失点でしのぐとそこから勢いに乗る。威力・制球力ともに抜群の速球を軸に変化球で緩急を織り交ぜ、5回まで毎回の6奪三振。散発の5安打で首位・オリックス打線を封じ込めた。
9回を投げきって球数は108。被安打5、四球はなく死球がひとつ。6奪三振で無失点の快投で完封勝利は2年ぶり。試合後のお立ち台では、23時近く遅くまで球場に残ったファンへ感謝の言葉を述べた。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した高木豊氏は「38歳ですよ。この暑さの中、しかも試合開始の遅延があった中で完封ですから」とプロ17年目のベテランが見せた完封劇に驚きの声を漏らす。
同じく番組に出演した真中満氏も、「コンディションも大変だったと思いますが、ストレートの走りとコントロールが最高に良かったですよね。それがあるからチェンジアップとカーブが活きる。岸の絶好調時の投球を見たなという感じがしましたね」と投球内容を絶賛。
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☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』
【動画】「1時間45分遅れ」を救う「2時間37分」シャットアウト！岸孝之の投球ハイライト
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このニュースに関するつぶやき
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試合開始の遅延でメンタル面はどうなんだろうね。同じように試合開始がだいぶ遅れて球場の特性から圧倒的不利とみられる場での野茂さんのノーヒットノーラン
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