<女同士だからいいじゃん>「同性愛は、自然の摂理に反してる」価値観【第4話まんが:ママの気持ち】

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2024年02月13日 21:00  ママスタジアム

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【第1話】から読む。
前回からの続き。 私はエリカ。夫、そして小5の娘であるスズと3人で暮らしています。バレンタインが近づいてきたある日、スズが「チョコを渡したい」と言い出しました。よくよく話を聞いてみたら、スズがあげたいのはグループ内での友チョコ。渡す相手はもちろん女の子たちです。しかしスズによると、グループ内に同性の子を好きな子がいるのだといいます。過去、学生のころにトラブルがあった私は、どうしても同性愛者を受け入れられません。それによってスズに強く言ってしまい、ギクシャクしてしまいました。

私は学生時代の嫌な思い出を振り払うように頭を振りました。このままだとスズが傷つくことになるから守ってあげたい、という気持ちはあります。しかし今朝のスズの様子を見ていると、スズを傷つけているのは私自身ではないでしょうか。どうしたらいいのかわからなくなった私は、過去のことを知ってるキョウコに正直に相談をしました。スズのお友だちに同性愛者の子がいるかもしれないこと。自分の学生時代の苦い経験を思い出してしまったこと……すべて話しました。
バレンタインのお話_014バレンタインのお話_015
「最近は多様性の時代だし、同性愛も個性のひとつなんだし。受け入れないとダメだよね」と言う私に対してのキョウコの返事は意外なものでした。「同性愛を受け入れられない」というのも価値観のひとつで、世の中にあふれる事柄に対して「どうしても受け入れられない」ものがあるのは、おかしいことじゃない。そう言うのです。「でも自分の価値観と同じくらい、相手の価値観も大切に」というキョウコの言葉にハッとしました。

バレンタインのお話_016
過去のトラブルから、同性愛者に対して厳しい目を向けていた私。キョウコからは最終的に、「多様性の社会なんだから同性愛者も認めるべき」ではなく、「多様性の社会だからこそ、無理には受け入れられないものがあってもいい」と言われました。こう言われてなんだか気持ちが軽くなるのを感じました。キョウコは私の価値観を尊重してくれました。私も同じように、他人の価値観も尊重しなければいけませんね。もう少し自分のモヤモヤをはっきりさせてから、スズと話す予定です。大事なことに気づかせてくれたキョウコには感謝しています。

【第5話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・カヲルーン

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