スーパーフォーミュラ・ライツ第12戦富士は小出峻がポール・トゥ・ウイン。今季4勝目

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2024年07月21日 11:40  AUTOSPORT web

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2024 スーパーフォーミュラ・ライツ第4大会富士 小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)
 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4大会は7月21日、静岡県の富士スピードウェイで8時20分から第12戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が優勝。今季4勝目を飾った。

 通常、スーパーフォーミュラ・ライツは日曜に2レースが行われるスケジュールだが、この第4大会は日曜は第12戦の決勝レースのみ。朝から晴天となり、気温28度という酷暑のなか8時20分から第12戦の決勝が行われた。

 ホールショットを決めたのは小出でトップを守っていくが、その後方では1〜2周目に古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)と荒川麟(B-MAX RACING 324)のバトルが展開される。一方、7番手スタートとなた野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が追い上げをみせ5番手に浮上した。

 レース中盤には少しずつ展開が落ち着きだし、リードを広げる小出から離れて荒川、そしてその後方では古谷を先頭とした荒尾、野中、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)という4台ほどの争いが展開されていく。

 そのバトルを勝ち抜いていったのは野中で、荒尾は野中、小林にかわされた後、走路外走行複数回のタイムペナルティを受けてしまったほか、小林もわずかにコースアウトがありケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)とのバトルを強いられた。

 3番手争いを勝ち抜いていった野中は終盤、2番手を走る荒川との差を詰めていったが、最後は荒川が2位を守ることに。一方、トップを走っていた小出はきっちりとペースをコントロールし、7.372秒のリードを築きフィニッシュ。今シーズン4勝目を飾った。

 マスタークラスは、第10戦を制しポールポジションからスタートした藤原誠(TEAM DRAGON 324)がレース終盤までリードを守っていたが、ファイナルラップのTGRコーナーでまさかのスピン。これで2番手を争っていたDRAGON(TEAM DRAGON 324)と今田信宏(JMS RACING TEAM)がトップ争いとなった。

 チェッカーに向けて2台は並走を続け、僅差の戦いとなったが、最後はわずか0.001秒差でDRAGONが逃げ切り優勝を飾っている。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4大会
富士スピードウェイ 第12戦決勝結果
Pos.No.ClassDriverCarLapsGrid150小出峻HFDP WITH B-MAX RACING151251荒川麟B-MAX RACING 324152336野中誠太PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC157437古谷悠河Deloitte. HTP TOM’S 320153538小林利徠斗モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC15662荒尾創大HFDP WITH TODA RACING154735中村仁モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC155830MDRAGONTEAM DRAGON 324151094M今田信宏JMS RACING TEAM1512108M清水康弘GNSY 32415111113M藤原誠TEAM DRAGON 324159121K.フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX148
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'34.174 (2/15)

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