稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の所属事務所CULENの“NAKAMA”の1人として参加が決まった小澤竜心。12月6日から始まる舞台『ヴェニスの商人』への出演を、笑顔で話し始めてくれた。
「正直、すっっごくうれしかったです!」
草なぎ剛は「オンオフの切り替えがすごい」
シェイクスピアの不朽の名作で、主演の草なぎ剛は金貸しのシャイロックを演じる。その娘・ジェシカと駆け落ちをするロレンゾー役が小澤だ。
「ロレンゾーはすごく仲間思いで、大人っぽい一面もあるけど、ジェシカに対してはすごく一直線。“ジェシカ大好き!”という気持ちが駆け落ちにつながって。剛さん演じるシャイロックの心をどんどんえぐっていく、という(笑)」
駆け落ちとは言わずとも、情熱的な恋への憧れはある?
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「できるものなら駆け落ちしてみたいですね(笑)。ユダヤ教とキリスト教、宗教の壁を越えての駆け落ちは“どうしてもジェシカを自分のものにする!”という強い気持ちとエネルギーが必要だと思うんです。そこを真摯に受け止めながら、熱量を持って演じたいです。好きな女性のタイプですか? 引っ張ってくださる方がいいのかな。自分をしっかり持っている方にはとても魅力を感じます」
主演の草なぎとのやりとりを聞いてみると、
「この間、稽古のときにトイレで並んでいたら、剛さんがすっごくニコニコして“竜心くん、絶好調?”と。よくわからず“絶好調?”と聞き返したら、剛さんがまた“絶好調?”って聞いてきて。“絶好調です”と答えてみました(笑)。まだ、剛さんの世界に僕が入りきれていないと思うので、これからそこに入れるように頑張ります!」
小澤は昨年、香取慎吾のライブツアー『Black Rabbit』でバックダンサーを務め、さらには昨秋の稲垣吾郎の主演舞台『多重露光』にも出演している。
「恐縮です(笑)。小さいころからダンスはずっとやっていて。昨秋、吾郎さんの舞台で本格的な演技に初めて挑戦して、すごく勉強になりました。やっぱり身体を動かすことが好きなので、ダンスで培った表現力を生かしながら、アクションや演技、いろんなステージで活躍できる人になりたいです!」
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香取慎吾は?
「ダンサーとして、昨年のツアーを一緒に回らせていただいて。お客様はもちろん、ダンサーやシンガー、スタッフを含めて、ものすごい人数を客観視され、一人ひとりを見てくださっているところに本当に驚きましたし、勉強になりました」
草なぎ剛は?
「休憩中は目が合ったら話しかけてくださって、すごく優しいです。でも稽古中はすごく緊張感があって、オンオフの切り替えがすごい。これからもっとコミュニケーションが増えていくのが楽しみです」
稲垣吾郎は?
「昨秋、舞台で共演させていただいて。カメラが登場する作品で、吾郎さんも写真を撮られるので。カメラについて話すときは、すごい笑顔で、可愛らしい一面を拝見しました。そして、この作品でお芝居で表現する楽しさを感じることができました」
舞台『ヴェニスの商人』
【東京】12/6〜22(日本青年館ホール)【京都】12/26〜29(京都劇場)【愛知】'25年1/6〜10(御園座)
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