初のフォトエッセイ『明日へのことば』(幻冬舎)の刊行記念イベントを開催した中条あやみ モデル・俳優の中条あやみが8日、都内で初のフォトエッセイ『明日へのことば』(幻冬舎)の刊行記念イベントを開催した。デビューから14年、28歳の誕生日に初めての書籍をリリース。イベント前に記者会見に登壇し、撮影時のエピソードや本誌に込めた思いを明かした。
【写真】初のフォトエッセイを手に笑顔の中条あやみ 中条は「このようなイベントをするのが初めてで緊張していますが、自信をもって皆さんに見ていただきたいと思えるフォトエッセイになったので、皆さんにお渡しできるのが嬉しいです」とにっこり。
MCから「デビューして14年、意外にも初めての書籍となりました。このタイミングで、本をつくってみようと思われた理由をおしえていただけますか」と問われると、「インタビューやSNSでつづる言葉見ていただいた編集の方から、選ぶ言葉が好きと言っていただき、今回、言葉を大切にしたフォトエッセイという形で思いを伝えることができると思いました」と語った。
また、タイトルに込めた思いについて「タイトルはみんなで考えて、『ことば』というところを漢字だと硬い感じがしたので、ひらがなだと優しい感じがして、本を手に取っていただきやすいと思いましたし、やさしい気持ちで見ていただきたいという想いがあります」と説明。「生きているといいことも悪いこともいろいろあると思うので、この本を読んでいただいて、明日が少しでもいい日だなと気づいていただけるきっかけになったり、明日への切り替えになるといいなと思いました。自分の話よりも誰かにこの本を読んでいただき元気になってもらえればという思いがありました」と明かした。
自身が気に入っている言葉は「失敗したりつまづいたり自分に自信がなくなりそうになったとき自分にかける言葉があると思います。自分を信じて味方になってあげられる人は自分しかいないと思うので、『自分が一番自分を信じて切り替えて明日から頑張ろう』という言葉が好きです」と笑顔で語った。
今回はロケ場所だけでなく、衣装、カバーや表紙の写真セレクト、デザインなどスタッフとともに制作に携わり、帯を栞(しおり)に流用するというアイディアも発案。初の本作りを振り返り「自分で発案してしてどういう衣装にするか、どこでロケするか、自分がこうしたいということを実現させたのは初めてでした。巣の自分が出るといいなと思い、自分が5年以上使っているシャツを衣装に取り入れたり、中華街で買ったきらきらで激安の洋服をとり入れたりしました。自分の日常を取り入れられたと思います」とした。