原田久仁信マンガ家の原田久仁信(はらだくにちか)が、5月7日に心筋梗塞のため死去したことを受け、原田の妻から読者へのメッセージが到着した。
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これは、2024年11月に「『プロレススーパースター列伝』秘録」を刊行した文藝春秋が発表したもの。原田の妻は、「子どものころからの夢だった漫画家になることができ、プロレスファンに愛される作品を描くこともできました。悔いのない人生だったと思います。何十年も前の列伝から応援して下さった皆様、フリマにも足を運んで下さった皆様、本当に有難うございました」とコメントした。
なお、葬儀は近親者のみで執り行われたとのこと。文春オンラインでは、原田と長年ともに仕事をしていたライターの欠端大林による追悼記事が掲載されている。
原田は1951年、福岡県生まれ。「ビッグ・ウェーブ」が第1回小学館新人コミック大賞に入選し、増刊少年サンデー(小学館)でデビューする。1980年、梶原一騎原作の「プロレススーパースター列伝」を週刊少年サンデー(小学館)で連載開始。そのほかの主な作品に、「劇画 プロレス地獄変」「KIMURA」がある。
■ 原田久仁信の妻コメント
5月7日、主人が心筋梗塞のため73歳の人生を閉じました。本日5月17日のプロレスフリマに向けて楽しみに準備をしていたので残念でなりません。子どものころからの夢だった漫画家になることができ、プロレスファンに愛される作品を描くこともできました。悔いのない人生だったと思います。何十年も前の列伝から応援して下さった皆様、フリマにも足を運んで下さった皆様、本当に有難うございました。感謝致します