新ネット配信「NHK ONE」10月開始 「受信料」は必要? 日本放送協会が明らかにしたこと

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2025年06月19日 06:11  ITmedia Mobile

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新サービスの名称は「NHK ONE」だ。「いつでもどこでもあなたのそばに」がコンセプトとなっている

 日本放送協会(NHK)は、放送法の改正を受けて、10月1日から放送に加え、インターネットを通じた番組の配信などが必須業務となる。これを前に、6月18日、新しいインターネットサービスの名称を「NHK ONE」に決定したと発表した。


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 NHK ONEは、10月1日からNHKが開始するインターネットのワンストップサービスだ。「NHKの番組や情報を一つにまとめ、現代を生きる一人ひとりに届け、毎日の暮らしに欠かせない存在になりたい」という思いを、サービス名に込めたとしており、「NHKが視聴者のためにもっとできることの答えの1つが、NHK ONEだ」という。


 このサービスでは、番組の同時配信、見逃し(聴き逃し)配信、ニュースの記事や動画などを、スマートフォンやPC、ネット対応テレビなど、さまざまな環境に合わせて、Webサイトやアプリで提供する。


 10月に新設されるNHK ONEのWebサイトでは、総合テレビとEテレの番組の同時配信や、1週間の見逃し配信、ニュースの記事・動画などの各種サービスを統合。インターネットを通じて、いつでもどこでも利用できるようになる。


 また、スマートフォン向けアプリとしては、「NHKプラス」「ニュース・防災」「for School」「ラジオ」「語学」の5つを、今後も提供する。このうち、NHKプラス、ニュース・防災、for Schoolの3つは、NHK ONEの開始に伴い、10月1日以降に後継アプリのダウンロードが必要となる。


 ネット対応テレビ向けのアプリは、現在は見逃し配信のみ対応しているが、後継アプリでは同時配信も利用可能となる。家族それぞれが、お気に入りの番組を登録できるなど、便利な機能も備える予定だという。


●スマホやPCも「NHK受信料」は必要? いくら?


 NHKは、配信のみを利用する場合でも、地上波契約と同額の月額1100円を徴収する。6カ月分の前払いは6309円、12カ月分の前払いは1万2276円と定めている。また、受信料が半額となる家族割引や事業所割引なども利用可能だ。


 今後、スマートフォンやPCを持っているだけで、受信料を支払わなければならなくなるのか──。この点についてNHKは、インターネット配信の受信に係る受信料について、「アプリのダウンロードやIDの取得など、一定の操作を行って配信の受信を開始した方が対象となります。ただし、すでに受信契約を結んでいただいている方は、追加の負担なくご利用いただけます。スマホやPCを持っているだけでは、受信契約の対象にはなりません」としている。


●既に受信契約を締結している世帯は「追加負担なし」に


 既に受信契約を締結している世帯については、別途の契約や追加負担なしでNHK ONEを利用できるようにし、現在NHKプラスを利用している人には、新サービスへのスムーズな移行を案内する。詳細なサービス内容は、7月中に公表する予定だ。


【更新:6月19日7時45分】NHK受信料について追記を行いました



このニュースに関するつぶやき

  • はい、キチンとちうごく語とはんぐる語でも呼び掛けて下さいねexclamation世界の皆様のお陰で皆様のえぬえちけー?は保たれてますからね!別に日本に拘らず放送電波にただ乗りするよりクルドから配信されても良い
    • イイネ!0
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