


ミユさんとケイジの子どもはもう大学生で、預かっていた頃は私も若くて元気でした。今の私には小さい子どもの面倒を見る体力はありません。そもそもユリコさんとは普段交流がないし、子どもたちと触れ合う機会もなく……責任を持てないです。




こうなった原因は、バカ息子のケイジにあります。きっと自分たちに都合のいい甘いことだけ言って、敷地内同居に持ち込んだのでしょう。けれどユリコさんも自分勝手に解釈して……。こちらは不満があるなら出て行ってもらって構わないです。


新しく生まれた孫たちが可愛くないわけではありません。けれどあまり交流はないし、私も年を取ったので預かって万一のことがあったら大変です。だから保育園代わりにあてにされたとき、はっきり断らせてもらいました。ミユさんや孫とのお付き合いは、いくらユリコさんが嫌だと思ってもこれまでどおり続けさせてもらいます。
それでユリコさんが出て行きたいのなら、出て行けばいい。申し訳ないけれど、私だってひとりの人間です。優しくしてくれる人には優しくしたいし、自分のことしか考えない人には……自分のことを守るような対応をさせてもらおうと思っています。
|
|
|
|

