<加害者と結婚>一緒に罪を背負うと言っただろ「家族の犠牲は当たり前」【第9話まんが:夫の気持ち】

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2025年06月11日 12:00  ママスタセレクト

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俺(ケン)は大学生のときに自転車事故を起こし、当時中学生の「羽田キホ」さんに重傷を負わせてしまった。彼女はもう一生普通に歩くことはできず、身体にも大きな傷痕が残るらしい。しかし20年後、俺は取引先で思いがけず彼女に再会。俺は「罪滅ぼし」の意識で彼女に寄り添い、サポートするようになった。しかし妻のナツミは良い顔をせず、彼女との約束に一緒に行くと言い出した。俺の罪を「一緒に背負う」覚悟で結婚してくれたはずなのに……。
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俺がしていることは羽田さんや、そのご家族への償いなのだ。羽田さんは俺のせいで普通の人生を奪われてしまった。あの不自由な身体が原因で結婚もできていないのかもしれない。あまりに非人道的なことを言われ、俺は思わず大声を出した。
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ナツミは確かに言っていた。俺が背負っているものを、一緒に背負うと……。どんなときも一緒に乗り越えていこう、そう言いながら今まで暮らしてきたはずだ。だからこの「罪滅ぼし」は俺だけの問題じゃない、家族の問題なのだ。

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ナツミや子どもたちには申し訳なく思っている。羽田さんの要望を叶えようとすれば、家族に迷惑がかかってしまうこともある。けれどこれは仕方のないことだろう。俺だけの問題ではない。家族は俺と一心同体なのだ。
羽田さんとの予定がないときは、できるだけ家族に寄り添っているつもりだ。ただ現実として、彼女のことを優先せざるを得ない場面は多々ある。もう少し経てばおそらく気が済んで、今みたいに要望を言ってくることもなくなるだろう。だからあと少しだけ……どうか我慢してほしいと思っている。

【第10話】へ続く。

原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

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