ローソン、新業態のミニスーパー「Lミニマート」出店 日常の食材購入に特化、狙いは?

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2026年05月21日 18:40  ITmedia ビジネスオンライン

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Lミニマート外観のイメージ

 ローソンとローソンストア100は5月21日、新業態のミニスーパー「Lミニマート」の実証実験を始めると発表した。1号店「Lミニマート小平仲町店」(東京都小平市)を5月28日にオープンする。


【画像】Lミニマートのロゴ


 「日常生活に必要なものをいつでも・おトクに、地域に寄り添いマチをハッピーにするミニスーパー」をコンセプトに掲げる。青果や精肉、日配品、冷凍食品、デザート、ベーカリー、調味料、飲料、菓子、日用品などを取り扱う。


 営業時間は午前7時〜午後11時。買い物客が多い時間帯に営業を絞ることで、効率的な店舗運営を目指す。売り場面積は189.1平方メートルで、一般的なコンビニ並みの広さだ。


 ロゴはローソンのブランドカラーである「ピンク」と、ローソンストア100のブランドカラーである「グリーン」を組み合わせた。「両社の強みを融合し、新たな価値創造とお客様の暮らしに寄り添う店舗づくりへの思い」を表現しているという。


 ローソンは「首都圏における生活様式や購買行動の変化に対する新たな店舗フォーマットとして、既存業態とは役割を分け、特に『日常の食材・食品購入』にフォーカスしたミニスーパーの有効性を検証する」とした。


●青果や精肉など展開


 「豆腐」(53円)、「納豆」(96円)、「もやし」(30円)など、購入頻度の高い商品は日常使いしやすい低価格に設定する。チラシ配布やクーポン施策は行わないが、週替わりや月替わりの特売は実施する。


 青果では、市場直送の野菜や果物を実験的に販売する。玉ねぎやニンジンなどの定番野菜は、ローソングループの調達力を生かして低価格で展開。精肉は鶏肉、豚肉、牛肉まで幅広くそろえ、限られた売り場でも生鮮食品をまとめ買いできるようにする。店内調理のから揚げやコロッケ、春巻きなどの総菜も販売する。


 運営面では効率化を重視した。全台でセルフ精算に対応したレジシステムを導入し、一部は酒類やたばこの年齢確認にも対応する。ATMは設置する一方、ECサイトや公共料金の支払いなど、対面対応が必要な収納代行サービスは扱わない。従業員ユニフォームにはエプロンタイプを採用し、店舗運営コストを抑える。


 Lミニマートの出店背景には、首都圏で進む生活スタイルの変化がある。東京都では単身世帯が半数を超えるなど世帯の小規模化が進むほか、子育て世帯でも共働きが主流となりつつある(総務省、東京都調査)。こうした中、ローソンは「短時間で必要な分だけ購入したい」という需要が高まっているとみている。


 今後、6月12日に「板橋西台三丁目店」(東京都板橋区)、6月26日に「平塚明石店」(神奈川県平塚市)を出店する。



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