5月31〜6月2日に開催されていた第7戦イタリアGPの翌日に、第4戦スペインGP後のへレステストに続くシーズン中2度目の公式テストが行われた。しかし、夜通しの雨と一日中降り続いたにわか雨のため、23人のライダーのうち16人しか走行していない。
トップタイムはビンダーで、17周の走行を行い1分47秒617を記録。2番手はペドロ・アコスタ（レッドブルGASGASテック3）となり、1分47秒650をマークした。ジャック・ミラー（レッドブルKTMファクトリー・レーシング）は4番手だった。KTM勢はヘレステストと同様の空力パーツを試したようだ。
続いて、レプソル・ホンダ・チームのルカ・マリーニが最多の40ラップを走り3番手、ジョアン・ミルが5番手だった。ヨハン・ザルコ（カストロール・ホンダLCR）は8番手、中上貴晶（イデミツ・ホンダLCR）は10番手だ。イタリアGPで投入したエアロパーツを継続して使用したようだが、マリーニは新しいタンクカバーを使用した。
また、ホンダは7月に新仕様のエンジンを投入する予定だが、このテストでは試していないという。そのため、ウエットでも速く走れるようなメニューも消化したようだ。
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ドゥカティ勢はフランコ・モルビデリ（プリマ・プラマック・レーシング）が8周で15番手、アレックス・マルケス（グレシーニ・レーシングMotoGP）が3周で16番手と最後尾に並んだ。その他の6名のライダーはアウトラップのみで、ドゥカティ・レノボ・チームのふたりは走行をしていない。
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