「本当にリスペクト」バーレーン監督が日本代表を祝福 残り3試合のお願いも「しっかり勝ち点9をとって」

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2025年03月20日 23:40  サッカーキング

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バーレーン代表ドラガン・タライッチ監督
 FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第7節が20日に行われ、日本代表はバーレーン代表に2−0で勝利した。試合後、バーレーン代表を率いるドラガン・タライッチ監督が記者会見に登壇した。

 会見に登場したタライッチ監督は、開口一番「まず日本におめでとうと言いたい」と話し、「(W杯出場は)驚くべきことではない。非常に質の高いチームなので当然のことだと思う。森保一監督にもおめでとうという言葉を送りたい」とまずは日本代表を称えた。

 そして、「自分たちの選手たちにもベストを尽くしたことを称えたい。日本のような質は信じられないという思いで見ていた。中央の5人が誰が出て誰が引くのわからない。その中でも我々の選手は一生懸命プレーしたと思う。2点目が入って動揺したが、それでもついていこうとした」と自チームの選手たちを労いながらも、「それでも日本の質は高かった。もう一度、おめでとうという言葉を伝えたい」と再度語り、「日本は次の3試合でもしっかり勝ち点9をとって私たちがやりやすくなることを願っているよ(笑)」と記者会見場の笑いを誘った。

 前回対戦時は0−5で日本代表に敗れたバーレーンだが、今回の対戦では、前半から各ライン間をコンパクトに保ち、組織的な戦いで日本を苦しめた。前回からの変化について同監督は、「日本が変わったのではなく、我々が良くなった。ただ勝つまでには至らなかった」と話し、「日本を本当にリスペクトしているし、本大会でも驚きを与えてくれるはずだ。前回大会ではドイツにも勝った」とコメント。

 「弱点だと思うところはある」と認めつつも、「日本の弱点と言われても、今の移籍市場で日本代表選手の市場価値を合わせると2億9000万ユーロ(約466億7,900万円)になる。自分の中には、いくつかウィークポイントだと思うところもあるが、ここでは言うわけにはいかない。世界最速でW杯出場を決めたチームの前では口を慎まなければいけない。それは私の同業でもある森保監督に対するリスペクトでもある。なので私は黙ることにする」と戦術的な質問に関しての言及は避け、「森保監督も日本代表チームのことも本当にリスペクトしている。とにかく、このような試合を残り3試合も続けて、私たちを楽にしてほしいね」と、バーレーンの“ライバル”に日本が勝利することを期待した。

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