
写真 「ナイキ(NIKE)」が、2025年度第3四半期(2024年12月〜2025年2月)の業績を発表した。売上高は前年同期比9%減の113億ドル(約1兆6849億3252万円)、純利益は同32%減の8億ドル(約1192億5760万円)。地域別では北米が同7%減、欧州・中東・アフリカが同10%減、グレーターチャイナが同17%減、アジア太平洋・ラテンアメリカが同11%と、全地域で前年割れとなった。
ナイキは純利益大幅減の要因として、売上の減少のほか、値引きの増加や棚卸資産評価損引当の増加、製品コストの増加などを挙げている。カテゴリー別に見ると、ナイキブランドのフットウェアが前年同期比12%減の72億800万ドル(約1兆747億4523万円)、アパレルが同3%減の31億9300万ドル(約4761億1621万円)、グッズが同2%減の4億7700万ドル(約711億3298万円)だった。販売チャネル別で見ても、直営事業が同12%減の47億ドル(約7010億970万円)で、卸売部門が同7%減の62億ドル(約9247億376万円)と、苦戦が続いている。※実績は為替変動などの影響を除く※1ドル=149円
■ナイキ 2025年度第3四半期(2024年12月〜2025年2月)業績売上高:113億ドル(前年同期比9%減)純利益:8億ドル(前年同期比32%増)
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