ワクワク＆ヒリヒリ感がたまらない！ “賞金”をかけて戦うリアリティーショーまとめ

映画やドラマなど台本のある作品では描き切れない、一人一人の本物のストーリーが映し出されるリアリティーショー。誰もがいままでに一度は、恋愛リアリティーショーに熱中したり、アイドルのオーディション番組にハマったりしたことがあるのではないだろうか。

世界各地でリアリティーショーの作品数が増加傾向にある現在、千差万別のジャンルの中でも対戦型の番組が人気を集めている。今回はそんな“賞金”をかけて戦うリアリティーショーを4つご紹介する。


白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜（賞金3億ウォン／約3,127万円）
第61回百想芸術大賞にてテレビ部門の大賞を受賞した「白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜」。韓国国内ですでに腕が認められている料理人「白さじ」20名と、街のレストランのシェフから給食を作る調理師まで、様々な背景を持つ多ジャンルの料理人「黒さじ」80名が一堂に会するサバイバル番組だ。

いくらミシュランの星を持っていようと関係ない。「白さじ」が「黒さじ」に負ければいままでの名声が損なわれることになり、「黒さじ」が勝てば一発逆転のチャンスとなる。個人戦とチーム戦を通して実力のみで真っ向勝負して、賞金3億ウォンを狙いにいく。

主な審査員を務めるのは、有名料理研究家のペク・ジョンウォンと、ミシュラン三ツ星レストラン「モス」のシェフであるアン・ソンジェ。人柄や地位にとらわれない、実力重視の熱い戦いに見入ってしまうこと間違いなしだ。

Netflix「白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜」シーズン1は独占配信中。
フィジカル100（賞金3億ウォン／約3,127万円）
頭脳や芸術ではなく、性別も年齢も関係なく、肉体のみで勝負する。人間としての限界を超えた人々が集まって、己と向き合い、相手を蹴落としながら頂点を目指す「フィジカル100」もまた、韓国のリアリティーショーの中で人気を得た作品の一つだ。

本作にはオリンピックの金メダリストからボディビルダー、フィットネス系YouTuber、消防士や軍人などが登場し、日韓で活躍する格闘家の秋山成勲も同じ土俵で参加する。

初っ端から棒にどれだけ長くぶら下がることができるかを試され、泥の中で一対一で組み合ったり、チームで対決したり……体の大きさだけではなく、全身の瞬発力や力の強さが試される。見ていると思わず全身に力が入ってしまうような作品だ。

Netflix「フィジカル100」シーズン1、シーズン2は独占配信中。
LOVE CATCHER Japan（賞金500万円）
韓国の音楽チャンネル「Mnet」が制作・放送した「ラブキャッチャー」の日本版「LOVE CATCHER Japan」。ABEMAと吉本興業がタッグを組み、全編マレーシアロケで行われた恋愛リアリティーショーだ。

恋愛といっても、全員が単純に愛を追い求めているわけではない。男女10名が正体を隠して参加するのだが、その中には真実の愛を求める「ラブキャッチャー」だけでなく、賞金500万円のために、相手に好きになってもらおうとする「マネーキャッチャー」がいるのだ。

自分が好きになった相手は本気で恋愛をする気があるのか、それとも金目当てなのか？　2つの欲望が絡み合い、騙し合う参加者たちに視聴者も翻弄される新感覚の番組。異国情緒あふれる雰囲気も楽しむことができる。

「LOVE CATCHER Japan」はABEMAにて独占配信中。#1〜#3は無料配信中。
ウェディングウォーズ（賞金1,000万円）
結婚を目前にしたカップル8組が結婚資金1,000万円をかけて参加する婚前合宿サバイバル「ウェディングウォーズ」。恋の駆け引きではなく、2人の愛と絆が試される斬新な番組だ。KコンテンツチャンネルtvNで放送された「2億9千：結婚戦争」のフォーマットを基に、新たなルールも盛り込んで日本版としてリメイクされた。

インフルエンサーや芸人同士のカップル、国際カップル、元K-POPアイドルと経営者のカップルなど多様な背景を持つ参加者たち。サバイバルミッションの順位ごとに得た“ウェディングコイン”の数に応じた部屋に別れ、それぞれが共同生活を行っていく。賞金は、最終日にそのコインを一番多く持っていたカップルがゲットでき、途中で別れたカップル先着1組には100万円の再出発のお祝い金が渡される。

結婚とは、人生最大の選択でもある。どんな状況になっても2人で助け合って生きていく力が必要だ。他のカップルに惑わされず、自分たちの問題に向き合い、固い絆で賞金を手にするのは一体誰なのか？

「ウェディングウォーズ」は毎週火曜21時〜ABEMAにて放送中。#1〜#3は無料配信中。


（伊藤万弥乃）