「あなたはいなかった体にして」残業代もみ消し発言 無法地帯すぎる職場の実態

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2026年05月15日 06:20  キャリコネニュース

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企業の業務を外部委託する「BPOセンター」。徹底した効率化が求められ、非正規スタッフが働くことが多いこの現場は、管理体制がずさんだととんでもない無法地帯になることがあるようだ。

投稿を寄せた30代女性(事務・管理)は、人材派遣会社が経営するBPOセンターで架電業務に就いているが、今月末での契約満了を決めたという。

派遣先はベンチャー企業だというが、職場の雰囲気は異様だった。受電チームは「仕事中もずっと爆音でゲラゲラ笑ってふざけている」状態で、上長たちも一緒になって騒いでいた。さらに、実権を握る女性管理者が非常に厄介な人物だったようだ。(文:篠原みつき)

「気に入らないから潰す」恐怖の独裁政権とドクターストップ

この女性管理者は「気に入らない人の事を徹底的に潰しにかかるタイプ」で、実際に別の管理者や同期の女性が退職や降格に追い込まれたという。投稿者は都合よく「秘書」扱いされて攻撃を免れていたが、架電業務で声帯を痛め、ドクターストップがかかってしまった。

派遣元や上長の上司から了承を得て、入力業務メインにしてもらうはずだったが、女性管理者の「独裁政権」にはそんな事情は通用しなかった。

「次の日からリハビリで架電50件しろと言われました。数件したところで喉が圧迫されて絞まる感覚で苦しくなって中断させてほしいとお願いしましたが、それごときで?と言われました」

喉を痛めている人間に対する言葉とは思えない。ここで投稿者は、5月末での契約満了を派遣元と上長の上司に申し出た。

サボったツケを押し付けられ、上長からは「あなたはいなかった体にして」

だが、一番成果を挙げていた投稿者を手放したくない上長から引き留めにあう。

「『最大限の配慮をするから留まってほしい』と皆に聞こえる場所で言われて唖然。ゴールデンウィーク明けに回答しますと伝え、仕事に戻った数時間後に話が思わぬ方向に進んでいました」

なんと、女性管理者が勝手に「私はこの職場を続けたい」と上長に虚偽の報告をしていたというのだ。

真っ向から否定したものの、極めつけは退勤10分前に起きた出来事である。女性管理者と上長が30分以上も談笑して仕事が終わらず、そのツケが投稿者に回ってきた。

「なかなかの量で残業をせざるを得なくなりました。正直女性管理者よりも私の方が仕事の割り振り出来るのではと思いながら、黙々と終業時間超えて残業をしていました」

そこに上長が現れ、「何で居るんですかもう終業時間過ぎてますよ」と尋ねてきた。女性管理者から押し付けられたことを伝えると、談笑していたバツの悪さからか、上長から信じられない言葉が飛び出した。

「あなたはいなかった体にして」

残業代をもみ消そうとする発言だ。「何言ってるのこの人と思いつつ、タイムカードはきっちり残業しましたと入力しました」と、投稿者はしっかり自衛している。一連の出来事でさらに退職の意思が固くなったという。

「何とか逃げ切ります」

その後も早退を妨害されるなど嫌がらせは続いた。ついに投稿者が体調悪化で休むと、上長の上司から派遣元へ「出勤したらどうしても架電は避けられないから、無理をさせてしまうのが申し訳ない」と連絡が入ったという。

現場の異常さを上が制御しきれていない組織体制がうかがえる。女性は「ただすぐに退職するにも生活に響く為、無理してでも勤務するのですが」と前置きし、決意をこう書いている。

「まだあと半月以上その就業先での勤務は何が起こるか分かりません。ただ次の事も考えて潰れる訳にも行かないので何とか逃げ切ります」

※キャリコネニュースでは「この会社、色んな意味でやばい」と思った瞬間をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから  https://questant.jp/q/E9FDHAR4

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