「こんにちは、アヤカです!」YouTube広告で流れまくる“謎の女”は誰!? 直撃したら意外な芸歴が見えてきた

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2026年05月18日 16:00  女子SPA!

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女子SPA!

写真提供:WAKURABA
「こんにちは、タレントのアヤカです!」YouTubeを見ていると、こんな一言で始まるWEB広告動画を一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。

その女性が紹介している商材は美容商品から不動産まで多岐に渡ります。さらに1社だけではなく、様々な企業広告で目にする姿を不思議に思う人は多いようで、SNSやネットの掲示板では「あの人は誰?」という質問が飛びかうほど。

『女子SPA!』ではその正体を突き止め、直撃インタビュー! 彼女は芸能事務所WAKURABAに所属する工藤采佳(くどう・あやか)さん。いまや「YouTube広告の女王」ともいえるほどブレイクするに至った経緯を伺いました。

◆「YouTube広告って何?」という時代

――もはやYouTube視聴者でアヤカさんを知らない人はいないのでは。いつ頃からWEB広告に出られているんですか?

工藤采佳さん(以下、アヤカ):嬉しいです、ありがとうございます。出演し始めたのは2020年頃からです。コロナ禍でオーディションなどがなくなった時期に、たまたま同じ福岡出身のモデルの友達から「博多弁を喋れる人を探しているらしい」と声をかけられたことがきっかけです。

当時はまだ「YouTube広告って何?」という時代でピンと来なかったんですけど、ちょっとやってみようかな……と軽い気持ちで出演したんです。その最初のYouTube広告がバルクオムっていう男性用シャンプーだったんですが、「博多弁が面白い」とバズって。

◆「ブス」「出てくるな」誹謗中傷のDMが届いたことも

――反響は大きかったですか?

アヤカ:その頃のYouTube広告は漫画形式や人が喋らない動画が主流だったんですよ。それが珍しかったのかTwitterやInstagramにDMを沢山いただきました。ただ、誹謗中傷もひどくて「ブス」出てくるな」といったものも届きましたね……。

一方で、ファンになりましたという連絡も多く、それ以来、5〜6年間ずっとこの仕事をしています。

◆ミス・ユニバース九州大会でベスト4に!

――それ以前から芸能の仕事はされていたんですよね。

アヤカ:はい、20歳の頃から始めました。その時は学生で栄養士の仕事に就くことが決まっていたんですが、卒業までの期間は好きなことをやってみようと思い、福岡のモデル事務所に「オーディションやってますか」って突撃したんです。

その後は本格的に所属することになり、九州地方にある銀行のイメージキャラクターを務めたり、テレビCMや舞台などを中心に活動していました。同時に食育インストラクターやホームヘルパー、ネイリストなどの資格も取っていて。もし芸能で失敗しても誰にも頼らずに生きていけるように、という気持ちでした。

――九州地方から全国区の活動に拠点を移すことになったきっかけは?

アヤカ:東京への憧れは元々ありましたが、2012年のミス・ユニバース・ジャパン九州大会でベスト4に入ったことが大きな転機でした。結果に悔しさを感じる一方で、自分の可能性も感じて東京進出を本気で考えるようになりました。

ただ当時23歳だったため、年齢制限で東京の事務所オーディションを受けられず断念……。金銭面の不安もあり、最終的に全国展開する大手プロダクションの福岡校に通うことを決めました。

そんな時、テレビ局のプロデューサーに「君はガッツがある」と誘われ、九州の朝の情報番組でリポーターやMCを約3年間務めました。28歳の時にフリーランスになり、ついに上京。そのタイミングで先ほどの“博多弁動画”の話を貰い、YouTube広告の仕事に繋がったんです。

◆同じ人が何度も起用されるのは珍しいこと

――そこから快進撃が始まるんですね!

アヤカ:最初の頃はYouTube広告を作ってる会社が少なかったこともあり専属契約だったんですが、終了後は様々なクライアントさんや代理店さんからお問い合わせをいただくようになりました。新規もリピートも多く、スタッフさんには「同じ広告で何度も同じ人が起用されるのは珍しい」とよく言われますし、自分自身も不思議です。

◆かつての「レポーター経験」が大きな武器に

――アヤカさんに依頼が殺到する理由はどこにあると思いますか?

アヤカ:スタッフさんからは「アヤカさんの喋りはとても編集しやすい」と褒められたことがあります。台本を喋りながら、商品をどこに持つか、どこを強調するか、どこで編集点を入れるか、全部頭に入れながら話しているんです。あとは撮影時間も短くて楽だと言っていただいています。他の方の撮影だと4時間かかるところが、私は1時間で終わったりするそうです。

かつてのレポーター経験が、私の大きな武器になっているのかな?と思っています。福岡で担当していたコーナーは台本がなくて、全てフリートークだったんです。カメラを向けられたらすぐ撮影が始まるスタイルで。報道の仕事では生々しい事件現場を見せられながらレポートしろと言われたこともあって(笑)。タレントでありながらタレントの枠を超えたお仕事を経験させてもらい、めちゃくちゃ鍛えられました。

――テレビCMと比べてYouTube広告のやりがいはどこに感じますか?

アヤカ:テレビCMは商品よりモデルが映る時間の方が多いイメージがあるんですけど、YouTube広告は撮影前に商品がどんな意図で作られたか、何がどういいのかを詳しく知ることができるんです。

開発者の思いを知った上で紹介できるところに面白さを感じますね。もともと栄養士の学校に通っていたためか、成分や効能への興味があるのかもしれません。

それから2022年と2023年に子供が生まれていてほぼ休んでいないんです(笑)。産後1ヶ月程度でこの仕事に復帰できたんですけど、1つのスタジオ撮影ですべて完結する現場が多いので、子育てしながらでもスケジュール管理がしやすい点もメリットのひとつですね。

◆目の前の仕事に「130%」の力で応える

――今後はどんな活動をしていきたいですか?

アヤカ:自分のやりたいことと子どもとの生活と、どちらを優先するべきかという葛藤はあります。上京した理由が「女優業に挑戦するため」だったので、いつか子どもが大きくなったら女優業にも挑戦したい……という夢はあります。

でも今は目の前の仕事を大切にすることが最優先。いただいた仕事をとにかく130パーセントで応えられるように、一生懸命目の前のことをコツコツ続ける。それをモットーにずっと続けていきたいです。

――ありがとうございました!

<取材・文/そらこ、写真提供:工藤采佳、WAKURABA>

【そらこ】
フリーランス編集者・ライター。コミック系出版社の編集を経てフリーに。現在はWEBメディアを中心に女性向けライフスタイルやエンタメなど幅広いジャンルで活動中。「動物愛護社会化検定 基礎級」取得

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