マセラティジャパンは7月24日、2ドアクーペの『グラントゥーリズモ』をベースにした4シーターオープントップの新型グランカブリオトロフェオを日本初披露した。
新型グランカブリオは、グラントゥーリズモと並行して開発され、コンパクトで格納可能なキャンバス製のソフトトップを採用した4シーターのラグジュアリーオープントップモデル。
今回、公開されたのはマセラティが開発した3.0リッターV6ツインターボのネットゥーノエンジンを搭載する“トロフェオ”バージョン。最高出力550PS、最大トルク650Nmを発揮し、最高速度は時速316キロを誇る。
ボディサイズは全長4966mm、全幅1957mm、全高1365mm、ホイールベースは2929mm。電動格納式ソフトトップはオーナーの好みによって複数のカラーバリエーションから選択可能で、時速50km/h以下であれば走行中も開閉が可能となっている。開閉にかかる時間はわずか14秒で、ソフトトップの格納は、トランクスペースへの干渉を最小限に抑え、また4名の乗員のための十分なスペースを確保するように設計されている。
インテリアデザインは、グラントゥーリズモに準じたもので、オープンエアを快適に過ごせるように、フロントシートには乗員の首まわりを温めるネックウォーマーを標準装備。車内への風の乱気流を低減させるウインドストッパーも標準で装備する。
新型グランカブリオ トロフェオのソフトトップのカラーバリエーションは、グレージュ、タイタングレー、グラナータ、ブラック、ブルーマリンの5色を揃える。車両価格は3120万円となっている。