7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝とアイドルグループ・乃木坂46の久保史緒里が8日、都内で行われた映画『誰よりもつよく抱きしめて』公開記念舞台あいさつに登場した。きのう公開を迎えた本作への思いを語った。
【動画】三山凌輝、トークの伏線回収し会場大爆笑 BE:FIRST主題歌「誰よりも」の思いも語る 原作は、新堂冬樹氏の同名小説(光文社文庫)。『ミッドナイトスワン』『サイレントラブ』をはじめ、生きづらさを抱えながらも愛を通して他者と関わる人間の様相を映してきた内田英治氏が監督、イ・ナウォン氏が脚本を務める。
強迫性障害による潔癖症で、常にビニール手袋を着用して生活し、同棲中の恋人にも手すら触れることができない絵本作家志望・水島良城(三山)と良城の病気を理解しつつも、自分の揺れ動く心に思い悩む書店員・桐本月菜(久保)の葛藤を切なくも美しく描く。そんな2人の関係が不安定になる中、月菜の前に恋人と触れ合っても心が動かないイ・ジェホン(ファン・チャンソン/2PM)が現れ、心を揺さぶる。
映画を見終えた後の舞台あいさつとなり、三山は「いまだに涙を流している方がいらっしゃっていて。映画を見てすぐの皆さんの表情を見るのはなかなかないので、その表情をしっかり見て帰りたいと思います」と話す。
久保は「公開を迎えたらみなさんどんな感想を持ってくれるんだろうとすごく楽しみにしていたので、こんなにもたくさんの人に見ていただけてうれしいなと思います」と公開を喜んだ。
三山はBE:FIRSTの一員として主題歌「誰よりも」を担当し、作詞にも参加。「誰よりも多く、いろんな形でこの作品に携わらせていただいた。自分自身がこれまで活動してきたことだったり、表現の幅だったりというものを、一つの作品に集結できた」といい、「最後までこの映画に没頭してくれたらいいなと思って歌詞も書かせていただきました」と本作にかけた思いを語った。
舞台あいさつにはファン・チャンソン(2PM)、永田凛、内田英治監督も登壇した。
動画を別画面で再生する