築150年の古民家に移り住んだ家族が3年かけてDIYを実施した結果が「すごすぎる!」「大あっぱれですね」とYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で15万回以上再生されています。
動画を投稿したのは、東京生まれ東京育ちのきみ子さんによるYouTubeチャンネル「古民家きみ子」。夫のハム太さん、2人の子どもたち、愛犬のダイチくんとともに、高知県の築150年の古民家へ移り住み、自分たちの手で改修していく様子を発信しています。
以前にはウッドデッキにリゾート風のパーゴラを作る様子が話題になりましたが、今回はきみこさん一家が3年かけて実施したDIYの総集編です。30年間空き家だった古民家は廃墟同然の状態でした。そこから家族が一丸となり改修に奮闘する様子をまとめています。
まずは1年目です。自分たちの手でボロボロの内装を解体し、屋根瓦も1枚ずつ取り外しました。台風で雨漏りに見舞われるなどのハプニングもありましたが諦めることなく、トイレや浴室を自分たちで作ってキッチンも改修しています。
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2年目を迎えても、母屋の半分はまだ床板がなく、倉庫も庭も荒れ放題の状態。休むことなく毎日片付けをして少しずつきれいにしていき、母屋の床板も貼りました。
そして3年目。まずは庭を更地にしていきます。巨大な樹木の根株も夫婦で協力して撤去し、ようやく庭が更地になりました。
次は芝生づくりにチャレンジ。種まきに加え、雨で種が濡れないように砂をまいた後、2週間水やりを続けましたが一向に芽が出ません。原因を調べると、まいた砂が海砂だったため塩で種がだめになってしまったようです。これは残念……!
芝生はいったん諦めて、今度は勝手口側の庭に着手。自分たちで砂利を敷き、荒れ地はすっかり姿を変えて庭らしくなりました。
続いて、倉庫の2階も改修していきます。頑固な汚れを落としたり、ふすまを修理したり、膨大な作業を家族で協力して行いました。床には日焼けしない和紙畳を貼っています。
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すると、ボロボロだった倉庫はまるで古民家の宿のように清潔でおしゃれになりました。日当たりもよく、心地よく過ごせそうですね。
また、長女の部屋も改修しました。古い4枚戸はきれいな2枚戸にして、雨漏りしていた箇所はクローゼットにDIY。南側の4枚戸は雨戸をフレームのみにしてポリカ(ポリカーボネート)を貼り、外の景色が見えるようにしました。内装も外観も、同じ家とは思えないほどおしゃれですてきです!
こうして自分たちの手で改修を続け、住みやすい家が少しずつ出来上がってきました。廃墟のようだった空き家が見違えるようにきれいになっていく様子は本当にお見事です。
きみこさん一家による3年間の古民家改修の様子に、コメント欄には「感動しました」「素晴らしい成果」「日に日に変わって良くなりましたね」「引き込まれました」「最初のはなんやったん?」「あの廃墟状態からよくぞここまでって感じですね」「夢のような3年間」「ものすごい努力に頭が下がります」といった声が寄せられています。
きみ子さんは、DIYの様子をYouTubeチャンネル「古民家きみ子」で公開中です。また、家の畑で収穫した野菜などをネットショップ「BASE」で不定期販売しています。
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動画提供:YouTubeチャンネル「古民家きみ子」
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