「東方神起 20th Anniversary LIVE IN NISSAN STADIUM 〜RED OCEAN〜」の模様 東方神起が4月25日と26日、自身3度目となる日産スタジアム公演「東方神起20th Anniversary LIVE IN NISSAN STADIUM 〜RED OCEAN〜」を開催。同公演のオフィシャルレポートが到着した。
歌いながら2人は左右の花道上を通るムービンステージ(以下ムビステ)へと移動し、客席後方のエンドステージへ。間奏でユンホは「いよいよ2026日産スタジアム、始まります!思い切り楽しんでくれますか?Are You Ready!」と声を上げ、チャンミンも「気合い入ってますかー? 盛り上がっていこう!」とシャウト。2人の言葉に観客が大きく応え、会場が次第にヒートアップしていく。
エンドステージに移動後、「Why? [Keep Your Head Down]」が始まると、会場の熱気はこの日最初のピークへ。観客が返す「なんで なんで なんで」のコールがスタジアムいっぱいにこだまする。このエンドステージは、中央の円形部分から左右に細長いランウェイが延びる絆創膏のような形になっていて、全体がリフトアップしながら回転。さらに、ビートに合わせて円形部分の周りで炎が吹き上がり、迫力満点のパフォーマンスで観客の視線を奪っていく。
ダンサー紹介の間にライトグレーのスーツへと衣装チェンジした2人は、再びエンドステージに登場。「One and Only One」をスケール豊かに歌い上げ、観客をうっとりとさせる。チャンミンのハイトーンボイスは力強くて伸びやか。ユンホの歌声は光沢を増し、深みのある響きで会場をつつみこんだ。
歌い終えた2人はムビステに乗り、メインステージへと向かう。「Time Works Wonders」は、チャンミンのやわらかなファルセットがピースフルな空気を生み、ユンホのふくよかな歌声が温かみを添える。衣装にあしらわれた羽衣のような薄布が風にゆれる様は実にエレガント。暮れなずむスタジアムにチルな空間が広がった。続く「明日は来るから」はアコースティックな響きが美しいバラード。2人はメインステージで時折向かい合いながらていねいに歌いつむぎ、会場をしっとりしたムードへと導いていく。
その後のMCでは、事前に募集した「あなたの大切な一曲」エピソードから1通紹介し、アカペラで「Believe In U」のサビを歌唱。2人からの素敵なプレゼントに会場が和んでいると、チャンミンが「他に聞きたい曲があれば、その曲は帰り道に携帯で聞いてください」とお得意の毒舌MCを炸裂させ、笑いを誘う。それをユンホが「こんなすてきな曲をこれからもここにいるみなさんにお届けできるように頑張っていきます」とすぐさまフォロー。こうした抜群のコンビネーションも東方神起ならではだ。最後はユンホが「この日産スタジアムを思い浮かべながらレコーディングした曲です」と次曲を紹介。チャンミンが「今日のライブ、もっともっと最後まで盛り上げていきましょう!東方神起ライブ、日産スタジアム、ラストスパートです!」と呼びかけ、アンコールのステージへと戻った。
そうして繰り出された「月の裏で会いましょう」では、グルーヴィーなリズムとラグジュアリーなブラスサウンドで会場が華やかに。チャンミンの「We Are T!」に観客が大きく「T!」と応え、巨大なスタジアムがひとつになっていく。
続く「Share The World -RED OCEAN Ver.-」と「ウィーアー!」は人気漫画「ONE PIECE」とのコラボ演出だ。ユンホはゴーイング・メリー号、チャンミンはサウザンド・サニー号を模したフロートに乗り込み、場内1周の旅へ。メインステージから銀テープが発射され、ライブのテンションが一気に高まる。曲中で2人は左腕を高く突き上げ、同作の名場面である「仲間の印だ」ポーズを再現。観客の胸を熱くした。「OCEAN」でサイン入りのボールやフリスビーを客席に投げ入れて会場との距離を縮め、間髪入れず「Somebody To Love」へ。ラストサビに差し掛かるタイミングで、2人はメインステージから延びる左右の花道を駆け出し、歌いながら175メートルを走り抜ける。その背後では、盛大な打ち上げ花火が夜空を彩り、20周年記念ライブを祝福。会場のボルテージは最高潮に達した。
ユンホは「最初はライブハウスでみなさんと出会って、ホール、武道館、アリーナ、ドーム、そしてこの日産まで、みなさんの力で来れたと思っています」と、20年の道のりを回顧。続けて「日産スタジアムはすごくいい思い出ばかり」と語り、過去3度の公演に思いを馳せた。「スタッフさん含めてだんだん仲間になっていって、みなさんとも“We Are T!”で、今またこうして集まれたことが本当に嬉しかった」と柔らかな表情を浮かべる。続けて「みなさんと次にまた会うときは、さらにハッピーな顔で、お互いに”おかえり“と言い合えたらと嬉しいです」と再会への思いを口にし、「ここにいるみなさんと過ごせて今日は本当に幸せな時間でした。ありがとうございました」と笑顔で締めくくった。