明記してもいいけど多分今と変わらない状態になると思う。これだけで万事上手く行くとは思わない。

内容よりも、私が総理大臣の時に憲法を変えました。という事が目的？何が何でも変えたいだけなので、変える前提の議論に引きずり込みたいと、そう見えますね(^^;;

仮に自衛隊が“違憲”としても治安維持や国境警備の為の「兵力」「武力」はなくせない。武装強盗団、海賊、テロ集団、暴力団等が重火器等を密輸、密造して暴れたら“軍隊”に準じた組織力でなければ抑えられない。

「国家警察予備隊」(National Police Reserve)は『国家警察予備軍』、自衛隊は「国土防衛軍」とすればよかったかも知れない。「戦力なき軍隊」という言い訳をする位なら専守防衛専門の“軍隊”とすればよかった。

「国防軍」と訳されるナチス・ドイツ軍は、原語では「wehrmacht」で『軍事力』。陸海空の各軍は「waffe」「waffen」と称したが、直訳は「武器」。ワイマール時代は「Reichswehr」、現代は「Bundeswehr」(連邦軍)。

英訳すれば「Self Defense Force」で『自衛軍』となる。欧米言語では「軍」と「隊」の区別はない。英語では『force』、ドイツ語では『wehr』だが、「軍」の名称を避けて話がややこしくなった。「国土防衛隊」？！

「中核自衛隊」と共産党は「五全協」時代に名乗ったが、朝鮮戦争に呼応して、治安破壊攪乱を目的とする組織だった。この史実を知ったら「自衛隊」という共産党の“民兵”みたいな名称が嫌になった。国土防衛軍に！

世界が混乱している中、大いに平和呆けしている我々日本人！ 自国を守るためには先取防衛！成長する前に根を断つ事も… 9条改定の前に日米条約を改定すべきかも… ポーカー大統領は裏がありそうな…

次第に９条改正が既定路線化しつつある。言ったもん勝ちの風潮がさらに進んでいる。つまりナメられているのは国民だ。参院選の自民党公約では何ら具体的な記述はなかったのに。

基本的に自民にしても「平和憲法」って事にしたいわけだな。9条は維持すると。けど「戦力不保持」ってあればどうしたって非武装になるし、更に矛盾を生みそうな気がする。

くだらない言葉遊びは必要ない。こねくり解釈も必要ない。現実に目を向ければいい。

憲法を変えなければ人民の基本的人権を守れないという時に改憲はできるんだよ。多数をとれば変えていいってもんじゃないんだ。陣取り合戦じゃないだよ。一体人民のどんな基本的人権を守れないというのだ。

「憲法学者」などの発言力が強い連中には全学連世代がとても多いのだが、覆面して火炎瓶とゲバ棒で世の中を変えようとした者が平和を謳うことに僕は違和感を禁じ得ない。

国を守る為に改憲が必要であって、9条を守る為ではない筈。事ある毎に「不戦の誓い」をする安倍首相は、ずれている。代わりに米国よ、戦えとでも言う積りか？