限定公開( 2 )
歌手ジャスティン・ビーバー(31)が、財政破綻寸前に追い込まれたことで、自身の楽曲の著作権を米投資会社に2億ドルで売却していたことが新たに公開されたドキュメンタリーで明らかになった。
米オンラインメディアTMZによると、ビーバーは自身の健康問題を理由に2022年9月に世界ツアーを中止したことで経済状態が悪化。当時のマネジャーだったスクーター・ブラウン氏に多額の借金をしていたという。
TMZのドキュメンタリー「TMZ Investigate What happened to Justin Bieber?(TMZの調査:ジャスティンビーバーに何が起きたのか)」で、300曲に及ぶ楽曲を売却した理由を「財政破綻の瀬戸際にあったため」だと主張。ビーバーはキャリアを通じて5〜10億ドルを稼いでいたものの世界ツアーの中止に伴う負債が原因で、著作権を売却せざるを得なかったと伝えている。
2億ドルの使い道は不明だというが、ツアーのためにバス8台を購入し、そのうち1台を改装するのに200万ドルを費やしていたという。また、高級ジェット機に乗り、複数の豪邸も現金で購入したという。ツアーを成功させていれば、9000万ドルを稼いでいたはずだったと伝えている。
ビーバーの代理人は声明で、「匿名で明らかに情報に乏しい『情報源』に基づいた、クリックペイド(ユーザーの興味を引いてクリックさせるための釣り記事)的な愚行」だと述べ、虚偽報道であると主張して批判した。
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一方で、ハリウッド・レポーター誌もビーバーがツアーで約9000万ドルの収入を失い、推定2000から4000万ドルの前払い金を返済しなければならず、負債が雪だるま式に膨らんだと伝えている。同誌はまた、ビーバーはブラウン氏に対して借金をまだ全額返済していないとも伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)
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