61年間の歌手人生を振り返った美川憲一 (C)ORICON NewS inc. 歌手の美川憲一(80)が15日、都内で行われた全カタログ配信記念会見に登壇。61年間の歌手人生を振り返った。
【写真】「さそり座の女」がプリントされたケーキの前で微笑むコロッケ&美川憲一 美川のヒット曲「さそり座の女」、「柳ヶ瀬ブルース」などを含むカタログ154作品の配信が始まった。美川は1965年に「だけどだけどだけど」デビュー。昨年11月にパーキンソン病を患っていることを公表しており、「デビューしてから60年以上も経ち、おかげさまでたくさんの曲をリリースさせていただきました。これもひとえにファンの皆さま、関わっていただいている関係者の皆さまのおかげだと思っております。昨年は本当にいろんなことがありました。トレーニングの効果もあり、ステージに復帰致しました。その時もマスコミの人たちに応援していただいて本当に感謝しております」とあいさつ。
また、同日に傘寿の誕生日を迎えた美川。会見では、バースデーケーキが登場した。ケーキには「さそり座の女」のジャケット写真がプリントされており、「切るのが嫌」と話しつつもうれしそうな笑顔を見せた。
会場にはこれまでリリースされた楽曲のジャケット写真の一部が飾られており、美川はジャケ写真を背にして取材に対応。印象に残っている作品についての話題になると、美川はいくつか作品を挙げた。挙げられた中の1つ、「お金をちょうだい」の裏話が語られた。
作詞を担当した星野哲郎氏がキャバレーに行った際に、隣にいたホステスから人生相談を受けていたという。その時に同楽曲のタイトルが星野氏の頭に浮かび、“美川に歌わせよう”と考え、楽曲が誕生したそう。当時20代だった美川は、若いファンから「あんな下品な歌を歌わないでください」と言われたことを明かした。
美川は同楽曲について「私は愛されていないというのがわかって、そっと身を引きますから、アパートを借りるお金をくださったら出ていきますから、お金をちょうだいって。切ない歌なんです」と紹介。そして「昭和の歌が見直されている時代ですから、それで歌ってくださいというのが多いんです」と、現在ではリクエストされることが増えていると語った。