
先週、PCパーツ売り場で異彩を放っていたのは、SeasonicのATX電源「FOCUS GX ATX 3.1 SAKURA Limited Edition」だ。80PLUS Gold認証を取得した定格1000Wのフルモジュラー電源で、製品名の通り、桜をデザインした白基調の外観にそろえている。価格は3万7000円前後だ。
●「春だから、桜だから この瞬間を待っていた」――桜デザインの電源
販売前から売り場に貼られていた宣材には「春だから、桜だから この瞬間を待っていた」とあるが、発売時期は「2026年5月中旬頃」と書かれている。実機を展示しているTSUKUMO eX.も「明らかに桜の季節から外れたスケジュールなのに、なぜ? というところはありますね」と首をひねっていた。
別のショップからは「世界規模で販売のタイミングをピンポイントで合わせるのは至難の業ですからね。それでも桜にこだわった情熱を評価したいです」といったフォロー(?)も聞かれた。
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なお、同社の桜デザインといえば、2024年には「VERTEX GX-1000 Special Edition SAKURA」が売り出されている。こちらは2月中旬の販売予定が3月下旬〜4月上旬にずれ込んだ事情もあって、ちょうど桜の季節に合ったタイミングで売り出された。
その他、“さくら”関連のPCパーツとしては、VTuberの「さくらみこ」とコラボしたHYTEのPCケース「Y70 Sakura Miko」と、キーキャップ&デスクマットの販売予約もスタートしている。発売予定は2026年秋だ。
●国内ユーザーはガラス優勢、海外ユーザーは布優勢の理由――マウスパッドのトレンド
机上のアイテムでは、Yuki Aimからモノクロデザインのマウスパッドが登場している。約490(幅)×420(奥行き)mmのガラス製パッド「MONOKURO Glass Mousepad」と、約500(幅)×500(奥行き)mmの布製パッド「MONOKURO Cloth mousepad L」があり、価格は順に1万9000円前後と8000円前後となる。いずれもパッド面のイラストは同じだ。
ガラス製パッドと布製パッドの売れ行きについて、パソコンSHOPアークが最近の傾向を教えてくれた。「国内で使われる方にはガラス製が優勢で、海外のお客さんには布製が優勢という感じですね」とのことだ。
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海外にガラス製パッドを持って帰るのは布製よりも難易度が高い点が大きいが、それ以外にも気候面の違いがあるらしい。「夏場に湿気が多い日本や周辺の国では、布だと汗を吸ってパフォーマンスに変化が出やすいという面もあります。乾燥している地域ならそういった問題が起きにくいので、取り扱いが容易で価格も比較的低く抑えられる布の方が好まれるのかなと思われますね」とのことだ。
北海道の釧路や稚内でも桜の開花時期はもう過ぎ去り、大型連休中には早くも沖縄や奄美地方が「梅雨入りしたとみられる」と気象台から発表された。日本列島が湿気の季節に包み込まれる中で、否応なく季節モノが注目を集めるようになりそうだ。
●Intel B860チップセット搭載の「細部まで白」マザーが登場
マザーボードは、ASRockからmicroATXサイズの「B860M Challenger WiFi White」が登場している。Intel B860チップセットを搭載し、Intel Core Ultra 200Sシリーズを組み込める。価格は3万円弱だ。
5月初旬にドスパラ限定モデルとして登場した「B860M Challenger WiFi」のホワイトバージョンといった位置付けで、電源コネクターやメモリスロットに至るまで白い素材で統一しているのが特徴だ。
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パソコンSHOPアークは「白モデルを白いピラーレスケースに入れるのが、定番の組み合わせになっています。すると、横から見たときに白以外の部品があると悪目立ちしちゃうんですよね。やはり細部まで白であることが重要だと思います」と語る。この傾向は大型連休前から変わらない。
なお、白いピラーレスケースの新たな選択肢も登場している。RACENのATXミドルタワーモデル「AQCESS CRC-PCASE01WH」で、価格は1万3000円弱だ。ブラックモデルも同価格で売り出されている。
入荷したTSUKUMO eX.は「安価で癖のないピラーレスですね。加えて、付属の取り扱い説明書がすごく丁寧で分かりやすいです。初めて自作するという人にもお勧めできますね」と高く評価していた。
●木目調の机デザインケース「DK-07 WOOD」の受注がスタート
PCケース関連の変わり種としては、Lian-Li Industrialから机として使える「DK-07 WOOD」の注文受け付けがオリオスペックで始まっている。価格は26万円(本州の場合、送料込みで31万円)だ。
2024年12月に登場した机デザインのケース「DK07」の上位にあたるモデルで、机に木材を使用して表面をダークウォールナット仕上げにしているのが特徴だ。内部に最大2つのE-ATXマシンを組み込める仕様は従来通りだ。机の高さも約676mmから1162mmまで調整可能で、机上は100kgの荷重に耐える。
オリオスペックは「はやりの木目調デザインで、実用性も高いケースです。いろいろなアイデアが盛り込めそうですね」と評価していた。
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