
TCL JAPAN ELECTRONICSは5月14日、同社製TVの2026年モデルを発表した。一部を除き、新製品は5月24日に発売される。
なお、TVは全製品がOSに「Google TV(Android TV)」を採用する“スマートTV”で、「Amazon Prime Video」「Netflix」「YouTube」など主要な動画配信アプリを利用できる他、「Google Cast(Chromecast)」「AirPlay 2」によるワイヤレス映像投影に対応する。
●「S5L」シリーズ(量子ドット2K TV)
「S5L」シリーズはパーソナル(個室向け)モデルで、量子ドットシートを適用したフルHD(1920×1080ピクセル)解像度の液晶パネルを搭載している。画面サイズは32型と40型の2種類で、いずれもリフレッシュレートは60Hzとなる。想定価格は32型モデルが7万円前後、40型モデルが6万500円前後だ。本製品のみ、発売が6月となる見通しだ。
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TVチューナーは地上デジタル×2+BS/110度CSデジタル×2という構成で、別売のUSB HDDを接続することでTV番組の録画に対応する。HDR表示はHDR10規格とHLG規格に対応する。
●「T6D」「A400」シリーズ(量子ドット4K TV)
「T6D」シリーズは、4K(3840×2160ピクセル)解像度の量子ドットシート適用液晶パネルを採用するTVのエントリーモデルという位置付けだ。画面サイズは43型/50型/55型/65型/75型の5種類で、リフレッシュレートは最大60Hzとなる(※1)。想定価格は9万円前後(43型)〜16万円前後(75型)となる。
TVチューナーは地上デジタル×2+BS/110度CSデジタル×2+BS 4K/CS 4K×2という構成で、別売のUSB HDDを接続することでTV番組の録画を行える。HDR表示はHDR10/HDR10+/HLG/Dolby Vision規格に対応する。空間サウンドについてはDolby Atmos/DTS:X/DTS Virtual:Xを利用できる。
(※1)43型モデル以外については、「DLG(Dual Line Gate)」機能を使うとフルHD解像度時に高速駆動が可能(50型/55型は最大120Hz、65型/75型は最大144Hz)
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「A400」シリーズは、4K解像度での倍速駆動(最大リフレッシュレート120Hz:※2)を実現したT6Dのプレミアム(上位)モデルという位置付けだ。オンキヨーの監修による2chサラウンドシステムを搭載しており、より純度の高い音を届けられるようにしたという。画面サイズは55型/65型/75型の3種類を用意している。想定価格は13万円前後(55型)〜22万円前後(75型)だ。
TVチューナーは地上デジタル×2+BS/110度CSデジタル×2という構成で、別売のUSB HDDを接続することでTV番組の録画が可能だ。HDR表示はHDR10規格/HDR10+/HLG/Dolby Vision/Dolby Vision Gaming/IMAX Enhanced規格に対応する。空間サウンドについてはDolby Atmos/DTS:X/DTS Virtual:Xを利用できる。
(※2)「ゲームモード」では4K/144Hz表示に対応。また、DLG技術によりフルHD解像度時は最大288Hzの高速駆動が可能
●「A400M」シリーズ(QD-Mini LED TV)
「A400M」シリーズは、A400シリーズのハイグレードモデルという位置付けで、量子ドットシートとMini LEDバックライトの両方を適用した「QD-Mini LED」液晶パネルと、色温度/明るさセンサーを搭載している。画面サイズは55型/65型/75型/85型/98型の5種類を用意している。想定価格は15万5000円前後(55型)から60万円前後(98型)となる。
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他の主要な仕様はA400シリーズとおおむね同様だが、本製品については製品保証が「3年間」と、通常モデルと比べて2年長く設定されている。
●「RM7L」シリーズ(RGB Mini LED TV)
「RM7L」シリーズは、色の三原色(赤/緑/青)で独立発光する「RGB Mini LED」バックライトを適用した4K液晶パネルを備える。色再現性の高さにこだわっていることが特徴で、単色カラー表示時で「BT.2020」の色域を100%再現できる性能を備えている。音質にもこだわっており、オンキヨーの監修による2.1chサラウンドシステムを搭載する。画面サイズは65型と75型の2種類を用意しており、いずれのパネルも最大120Hz駆動に対応する(※2)。想定価格は後日公開される。
TVチューナーは地上デジタル×2+BS/110度CSデジタル×2という構成で、別売のUSB HDDを接続することでTV番組の録画が可能だ。HDR表示はHDR10規格/HDR10+/HLG/Dolby Vision/Dolby Vision Gaming/Dolby Vision IQ/IMAX Enhanced規格に対応する。空間サウンドについてはDolby Atmos/DTS:X/DTS Virtual:Xを利用できる。
本製品については製品保証が「3年間」と、通常モデルと比べて2年長く設定されている。
●「C7L」「C8L」「X11」シリーズ(SQD Mini LED TV)
「C7L」シリーズは、高品質量子ドットシートとRGB MiniLEDバックライトの両方を適用した「SQD-Mini LED」4K液晶パネルを搭載するハイグレードモデルだ。本製品はRM7Lシリーズ以上に色再現性を高めており、BT.2020の色域を“全画面で”100%再現できる性能を備えている。音質にもこだわっており、Bang & Olufsen(B&O)が監修したスピーカーを搭載している。画面サイズは55型/65型/75型/85型の4種類で、いずれのパネルも最大120Hz駆動に対応する(※2)。想定価格は22万円前後(55型)〜44万円前後(85型)となる。
「C8L」シリーズは、C7Lシリーズのプレミアム(上位)モデルという位置付けで、C7Lシリーズにおける同画面サイズ構成と比べると「より細かいバックライト制御」「HDRコンテンツ再生時の最大輝度の向上」が図られている。画面サイズは55型/65型/75型/85型に加えて、C7Lシリーズにない98型も用意している。想定価格は26万円前後(55型)〜100万円前後(98型)だ。
「X11」シリーズは、TCLの2026年モデルのフラグシップという位置付けで、C8Lシリーズ以上に細かいバックライト制御と最大輝度を実現している。画面サイズは75型/85型/98型の3種類で、75型以外は最大1万ニトの表示に対応する。想定価格は90万円前後(75型)〜200万円前後(98型)となる。
3シリーズは共に、TVチューナーは地上デジタル×2+BS/110度CSデジタル×2という構成で、別売のUSB HDDを接続することでTV番組の録画が可能だ。HDR表示はHDR10規格/HDR10+/HLG/Dolby Vision/Dolby Vision Gaming/Dolby Vision IQ/IMAX Enhanced規格に対応する。空間サウンドについてはDolby AtmosとDTS:Xを利用できる。製品保証は「3年間」と、通常モデルと比べて2年長く設定されている。
●2026年夏をめどに「Gemini」に対応
TCLのGoogle TV搭載スマートTVでは、GoogleのAIエージェント「Google Gemini」が他社のGoogle TV搭載モデルに先駆けて実装される。
今回発表された新製品のうち、S5L/T6Dシリーズを除く全シリーズでは、2026年夏をめどにGeminiが利用できるようになる見通しだ。
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