限定公開( 2 )

「総理大臣としての信頼に関わることでございます」
「私の名誉にもかかわる、秘書の名誉にもかかわる、信用にもかかわる、政治の安定にもかかわる重大な問題です」
5月28日の参議院厚生労働委員会で色をなしてこう反論したのは高市早苗首相(65)だ。
「週刊文春」の報道に端を発した、高市事務所による「中傷動画疑惑」。当初から、高市陣営は疑惑を真っ向から否定。動画を作成した男性と「私も秘書も面識がない」と説明してきた。
しかし、週刊文春は6月4日発売号で、公設第一秘書の木下剛志氏と動画を作成した男性らのものとする「43分のZOOM音声」の詳細を報道。「週刊文春 電子版」で音声の公開に至った。仮に、音声の主が木下秘書だった場合、高市首相が虚偽答弁していた可能性が出てくる。
6月4日、衆院予算委員会で中道改革連合の伊佐進一衆院議員(51)がこの問題を追及。「会話の音声を確認したか」と質問すると、高市首相は台風対応などで忙しく、質問通告が届いたのが「今朝方の3時半くらい」だったとしたうえで、こう答えたのだ。
|
|
|
|
「確認しようと思いましたら、これ会員制の有料オンラインなんですね。ですから、私、これまでも、こちらの言い分は関係なく、私の面識のない方の言い分を、非常にイメージ操作をして報道してこられた、そこの有料オンライン会員になろうとは思いませんでした」
ちなみに、「週刊文春 電子版」の初回月会費は300円、翌月以降が2200円で、電子版オリジナルの記事を含め、多くの記事が閲覧可能になる。
「総理大臣としての信頼」や「政治の安定」にかかわることでも、自身に批判的な「週刊文春」には300円すら払いたくないということか。高市首相の答弁にXではこんな飽きれ声が。
《「証拠があるなら出せ」と言ったのに、「課金したくないので証拠は確認しません」って?》
《300円払いたくないとは、さもしいな》
《私が高市さんの代わりにお支払いしようと思います。どうすればいいですか?》
その後の休憩中、野党側から音声の提供を受けた高市首相。しかし、「有料のものを他人に聴かせてはいけないという規約に抵触してはいけないと思った」と主張し、結局動画の視聴はしなかったという。一方、午後の質疑に立った中道改革連合の長妻昭衆議院議員は、首相への動画の提供は文春から許諾を得たうえのこと、と説明している。
|
|
|
|
高市首相が音声を聞くことはあるのだろうか。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2026 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。